2013年2月24日日曜日

イリタテほうじ茶ができるまで

「ほうじ茶を炒るよ〜」と店に連絡が入りました
早速、かけつけると…

高崎市本町にあるお茶屋【水村園】の店主。小見さん


通りにもう良い香りが漂っています♪



まず、ここから茶葉を入れます。
中は、筒状の物がクルクルと回転していて茶葉をリズム良くかき混ぜています
直火型で下にはガスコンロのようなものが入っていて(昔は炭火だったそうです)
ちょうど、フライパンをひっくり返しながら炒るイメージ

一度に炒ることの出来る量はほんの800g
それを、じっくり15分かけて炒っていきます。
 
季節によって熱の温度や炒り時間を調節して
仕上がり具合は煙の色とにおいで見極めるそう。
誰かがずっと、つきっきりでなければ出来ません。
800gを何回にも分けて気長に炒って炒って…


出てきました〜!できたてホカホカ。。
炒り具合も一回一回微妙に違う
だから、面白い味になる。
深みのある、複雑な味になり、
日々飲んでいても、飽きが来ない。



今では、ほとんどのほうじ茶は
産地ごとに工場で大量に炒られ
全国へ出荷されるそうです。
(と言っても工場では遠赤外線を当てて作っているそうで、“炒る・焙じる”というより
 “当てる”という感じだそうです)
比べてみると仕上がりはとてもきれいで均一な色をしています
だから、どこでも同じような味のものを手にする事が出来る。
 
このほうじ茶は、ココだけの味。
この季節の、この時期の味。
ふと、そんな事を思いながら飲んでみる。

そんな時間も、ちょっといい。。




安政四年、創業当時からの変わらぬ機械
数年前、この機械が壊れた時に
もう引退された【横山製作所】の先代が
「もう何年もこの型のものは作っていない。
 私の最後の仕事だ」
と、作ってくれたものだそうです。

お茶屋ごとの炒る小さな“製茶乾燥火入機”
今は、ほとんど使うお茶屋は無くなってきているそう。




そんな風にして出来上がった
水村園の“みどりの番茶の炒りたてほうじ茶”
すもの食堂でも出来るだけ新鮮なものを味わっていただきたく
少しずつ仕入れさせていただいています

まだまだ寒さが残る中、
温かいほうじ茶が身体に染みます〜♪

次回は“みどりの番茶って何?”について

お楽しみに。。


(とんこ)








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